何かのスポーツで強豪とされる国は、一般的にそのスポーツに深い歴史を持っている。アメリカや日本が野球の強豪国と呼ばれるように、サッカーでは欧州がいつの時代も世界をけん引してきた。
歴史の浅い国は、歴史の長い国から学び成長していく。中でも、成長著しいのが東南アジアだ。経済的な成長とともに、サッカーも目覚ましい発展を遂げている。今回は、欧州のトップ選手にも負けないスキルを持った4人の東南アジア選手をご紹介する。
ブイ・ティエン・ドゥン(ベトナム)
年齢:22歳
ポジション:GK
所属チーム:ハノイT&T
似ているヨーロッパの選手:ペトル・チェフ
ブイ・ティエン・ドゥンは若い頃からペトル・チェフを尊敬していた。 プロになってからは、憧れのチェフと同じプレースタイルを見せている。 動体視力に優れたGKで、ストライカーとの1対1を得意とする。世界的に活躍するポテンシャルを持ったGKだ。
アンディク・ベルマンサ(インドネシア)
年齢:27歳
ポジション:RMF
所属チーム:マドゥラ・ユナイテッド
似ているヨーロッパの選手:ベルナルド・シウバ
ベルマンサはリズム感があり、ポジショニングもシュートの精度も抜群。 ただ、モハメド・サラーのようにカットインをしてシュートを放つタイプではない。 どちらかといえば、ベルナルド・シウバのようにサイドにスペースを見つけ効果的に走り回る選手だ。 試合にリズムを生み、多くのアシストを記録する。B・シウバに似た選手と言えるだろう。
モハマド・サフィク・ラヒム(マレーシア)
年齢:32歳
ポジション:MF
所属チーム:メラカ・ユナイテッド
似ているヨーロッパの選手:ルカ・モドリッチ
ジョホール・ダルル・タクジム所属時代は攻撃的なMFとしてでプレーしていたラヒム。現在では経験を積み、より中央でプレーするMFとなった。チームのためチャンスを生み出すゲームメーカーとしてプレーしている。 ルカ・モドリッチのプレーがレアル・マドリードへ移籍した際に変化したのとよく似ている。
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