
評価B:主力に定着、問われるのは結果
- GK牲川歩見(浦和レッズより完全移籍)
- DFダニーロ(水戸ホーリーホックより完全移籍)
- MF乾貴士(ヴィッセル神戸より完全移籍)
- FW太田龍之介(ファジアーノ岡山より期限付き移籍)
主力に定着してきた選手たちのなかには、思うように結果を残せていない選手も複数いる。守備陣は必ずしも新戦力に限定したものではないが、現時点で13失点はリーグ全体でも多い部類に入る。今季GK陣のなかで最も多く出場機会を得ているGK牲川歩見と、水戸ホーリーホックより加入のDFダニーロには、さらなる奮起が期待される。
チームを率いる秋葉忠宏監督とともにJ1ヴィッセル神戸より加入したMF乾貴士は、2024年磐田のライバルクラブでもある清水エスパルスをJ1復帰へと導いた選手。その前年の2023年にはJ2で10ゴール10アシストを達成したことでも話題となった。今季ここまで、9試合すべてに出場しているがゴールに直接関与したのは第4節栃木シティ戦(8月29日)のみ。年齢を重ねているとはいえ、指揮官とともにチームの再建を託された選手の働きとしてはやはり寂しく映る。
FW太田龍之介もここまで全試合に出場中。開幕戦での移籍後初ゴールも含め2ゴールを挙げるなど、磐田での武者修行のスタートとしては上々の立ち上がりを見せている。とはいえ、ポジションを争う外国籍選手と比較すると得点数で見ても一歩出遅れた感はある。シーズン中に化ける可能性も感じさせる選手なだけに、ここからどんな成長を見せるのか楽しみだ。

評価C:巻き返しを期す出遅れ組
- MF小原基樹(サンフレッチェ広島より期限付き移籍)
- FW佐藤大樹(ブラウブリッツ秋田より完全移籍)
- FW野澤零温(FC東京より期限付き移籍)
開幕直後から出場を続ける新戦力が多い一方で、やや出遅れたのがMF小原基樹、FW佐藤大樹、FW野澤零温の3選手だ。
小原は開幕戦こそベンチ外となったが、第3節以降はスタメン出場が続き、直近2試合は途中出場となっている。右サイドを主戦場に虎視眈々とスタメン定着を狙う。
徐々に出場時間を伸ばしつつある佐藤は、直近のベガルタ仙台戦で移籍後初ゴールをマーク。結果的にチームは敗れたが、首位チームを相手に一時同点とするゴールでチームを活気づけた。ここから先、ブラウブリッツ秋田時代のように得点でもアシストでも勝利に貢献する姿を多く見せられるか注目だ。
野澤はここまで出場3試合のみ。いずれも途中出場となっているが、FC東京時代もサブスタートが多いながらゴールやアシストを挙げており、ゲームの流れを変えられる選手としても期待できる。浮上のきっかけを求める磐田で、多くのゴールを生み出す救世主となれるか、今後の起用に注目したい。
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