
浦和レッズ所属MFサミュエル・グスタフソンの双子の弟であるMFシモン・グスタフソンは、スウェーデン1部BKヘッケン退団に向かっている模様。すでに海外移籍の可能性が報じられているが、本人がオファーについて語っている。
スウェーデンの大手紙『Expressen』は12月11日に今冬移籍の可能性を報道。BKヘッケンとの契約期間は2025年12月末までであり、現在も交渉は続いているものの、選手側が海外移籍など新たな挑戦を検討しているという。
くわえてシモン本人は『Expressen』のインタビューで「(12日開催のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグが、ヘッケンでのラストマッチになる可能性は)間違いなくある」と、移籍の可能性を認めたが、一方で「ヘッケンと話し合いをしている。基本的に僕が言えるのはそれだけだ」と明言を避けた模様。海外からのオファーを拒否したかという質問に対しては、「オファーについて具体的なことはない」と回答したという。
現在30歳のシモンは、身長185cmで左利きのセントラルミッドフィルダー。オランダ1部フェイエノールトやFCユトレヒト等を経て、2022年7月にユトレヒトからヘッケンへ移籍。兄のサミュエルとともに2022シーズンのスウェーデン1部リーグ優勝を果たすなど、実績を積み重ねており、2024シーズンはリーグ戦28試合の出場で6ゴール4アシスト。2025シーズンもリーグ戦22試合の出場で4ゴール3アシストと結果を残している。
Jリーグの舞台における兄弟共演が期待されるところだが、現時点で日本行きの可能性は報じられていない。浦和残留が既定路線であるサミュエルとは対照的に、今オフの去就に注目が集まりそうだ。
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