
プレミアリーグのリバプールが、今2025/26シーズン序盤から苦境に立たされている。10月5日に行われたチェルシー戦では1-2で敗れ、公式戦3連敗を喫した。UEFAチャンピオンズリーグのガラタサライ戦(0-1)、リーグでのクリスタル・パレス戦(1-2)に続く黒星であり、リーグ二連覇を狙うアルネ・スロット監督のもとで試練の時を迎えているようだ。
UKメディア『Liverpool Echo』によると、リバプール主将DFフィルジル・ファン・ダイクは、連敗が続くチームに対して以下のように強いメッセージを発した。
同選手は、「プレミアリーグ王者であることを忘れてはならない」と、昨2024/25シーズンに10ポイント差で優勝した実績を振り返り、今シーズンのメンバー入れ替えによる難しい適応期間を想定していたと述べた。
また、「この7〜8日間はチーム全員にとって厳しい時間だったが、状況を変えられるのは選手、スタッフ、そしてファンだけだ」「サッカーでは3〜4日で流れが変わる。だからこそ努力を続けなければならない」と述べ、団結の重要性を強調すると同時に、冷静な視点と継続的なサポートを求めた。
さらに同選手は、今2025年夏にラ・リーガのレアル・マドリードへ移籍したDFトレント・アレクサンダー=アーノルドの不在がチームに影響しているとの見方を否定。「トレントの問題ではない。昨シーズンも彼抜きで多くの試合を戦っていた。もちろん移籍は残念だったが、それが原因ではない」と語った。そのうえで、「今こそ全員のサポートが必要だ。新加入選手の適応も一因だが、それだけではない。あらゆる要素が絡み合っている」と分析している。
ファン・ダイクは最後に、「代表ウィーク明けにはマンチェスター・ユナイテッド戦(20日)が控えている。再び昨シーズンのようなパフォーマンスを取り戻すチャンスだ」と述べ、王者としての姿を再び示す意欲を見せた。
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