
イングランドU-21代表は、9月10日に行われたUEFA U-21欧州選手権予選の初戦でカザフスタンに2-0で勝利し、幸先の良いスタートを切った。
前半には、プレミアリーグのアーセナルに所属するMFイーサン・ヌワネリと、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属するMFジョーブ・ベリンガムが得点を挙げ、リー・カーズリー監督の下で勝点3を確保した。
しかし試合後、会場となったカザフスタンのアルマトイ・セントラル・スタジアムで思わぬ騒動が起きたとUKメディア『Mirror』が伝えた。
同メディアによると、同スタジアムの選手ロッカールームの窓には簡易的なブラインドしかなく、そこからファンがスマートフォンで中を撮影しようとしたという。その事態にヌワネリは窓際に駆け寄り、Tシャツでガラスを叩いて追い払おうとしたが、相手は退こうとしなかった。別の選手が衣服を広げて視界を遮ろうとしたものの、観客は窓枠をつかんだままさらに腕を伸ばし、背後からは笑い声まで聞こえたとのことだ。
さらに映像は26秒間のクリップとしてSNSに投稿されたとも伝えられており、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに所属するMFアーチー・グレイが困惑した表情を浮かべる場面も映し出されているようだ。
また、X上で同動画の再生回数は300万回を超え、コメント投稿欄には「気味が悪い」「プライバシーを尊重すべき」といった非難が相次いでいる。
次のイングランドU-21の代表戦は、現地時間で10月10日にモルドバ遠征、その後、13日にホームでアンドラを迎える予定となっている。
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