
Jリーグプレミアリーグ参戦予想10クラブと次点候補
上記の考慮事項から、成績(過去3年のJ1平均順位とカップ戦・ACL出場実績、成績で加点)、経営規模(3年連続黒字で満点、赤字で減点)、スタジアム収容人数(自前のスタジアムまたは長期使用契約で加点)、直近3年の平均観客動員やSNSフォロワー数(2万人で加点、SNSフォロワー数は10万人以上で加点)、地域連携活動(地域事業との連携)などを加味し、ランク付けした結果が以下だ。
Jリーグプレミアリーグ参戦予想10クラブ
- 浦和レッズ:国内随一の営業収益規模と平均入場者数、熱狂的なサポーター力、ACL優勝経験などを評価。
- 川崎フロンターレ:近年のリーグ戦績、安定した経営、育成力の高さ、ACLエリート準優勝の実績、地域密着活動も評価。
- 横浜F・マリノス:リーグ優勝経験の豊富さ、ACLエリート4強での実績、都市型クラブとしてのポテンシャルを評価。
- ヴィッセル神戸:大手企業による強力なバックアップと積極的な投資、ネームバリューのある選手の獲得による注目度、ACL出場実績。
- 鹿島アントラーズ:Jリーグ最多のリーグ優勝回数を誇る伝統と勝者のメンタリティー、安定したクラブ運営、ACL優勝経験。
- 名古屋グランパス:トヨタ自動車の支援をバックとした経営安定性、専用スタジアムに近い形態の豊田スタジアムをホームとし、堅実なチーム作り。
- サンフレッチェ広島:育成組織の評価の高さ、新スタジアム「エディオンピースウイング広島」による観戦環境の向上と収益増への期待、さらに堅実な経営。
- FC東京:首都クラブとして存在感を放ち続けており、観客動員力と経営規模を併せ持ち、欧州移籍選手や日本代表選手を数多く輩出した実績。
- ガンバ大阪:過去のリーグ優勝やACL優勝経験、サッカー専用スタジアム「パナソニックスタジアム吹田」における観戦環境の高さ、関西圏での人気。
- セレッソ大阪:育成組織の評価の高さ、複数の日本代表選手を輩出、サッカー専用スタジアム「ヨドコウ桜スタジアム」の便利なロケーション。
次点候補
- アルビレックス新潟:動員力はトップクラスだが、成績と資金面で劣る。
- アビスパ福岡:近年の成績は安定しているが、観客数に課題あり。
- 清水エスパルス:サッカー王国として地域密着を実現しているが、2シーズンにわたるJ2所属がネック。
- 湘南ベルマーレ:毎シーズンのように残留争いしており、クラブ規模・資金面でも不利。
- 柏レイソル:育成・成績面は評価されるが、ホームの三協フロンテア柏スタジアムが事実上J1スタジアム基準を満たしていない(形式的には認められていることになっている)。

「オリジナル10」の3クラブが残らない?
“トップ10”には、Jリーグ参入は後発ながらも、地道なファン掘り起こしの努力やオーナーに就いた大企業のバックアップを取り付けて成長したクラブの名が並ぶ。
一方、それに続くクラブはJ1に“落ちる”ことになる。1993年にJリーグが発足した際の「オリジナル10」の中では、清水エスパルス、ジェフユナイテッド市原・千葉、東京ヴェルディがここに該当する。いずれも現在、あるいは近年までJ2を戦っていたクラブだ。
Jリーグプレミアリーグを創設するならば、参加クラブの選定は成績だけでなく、経営力、スタジアム、ファンの多さなどを含む多面的な審査方式が最も現実的で、公平性の面で最もバランスが取れた方法になるだろうが、どのような数値を示したとしても落選したクラブを中心に反発は必至であり、合意形成は難しい仕事となるだろう。
この構想を形にするためには、誰かが“汚れ役”を引き受けなければならない。大東氏や村井満氏といった歴代チェアマンが実行に移せなかったこの役を、野々村現チェアマンが買って出ることはあるのか。再び次期チェアマンに先送りすることになるのか。はたまた、この構想自体“廃案”になるのだろうか。Jリーグのファンは注意深く見守る必要があるだろう。
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