Jリーグ 浦和レッズ

浦和レッズ冬の補強効果は?新加入選手の活躍度を5段階評価【J1リーグ2025】

ダニーロ・ボザ 写真:Getty Images

DFダニーロ・ボザ

評価:★★★★☆

2023シーズンの第一次マチェイ・スコルジャ監督体制と言えば、現在もチームの守備の中心であるDFマリウス・ホイブラーテンと昨季途中に移籍したDFアレクサンダー・ショルツを軸とした鉄壁の守備を武器に4位と上位着地に成功していたことが記憶に新しい。残念ながらショルツに加えDF明本考浩やDF酒井宏樹らの移籍により守備陣の顔ぶれは変化したが、今冬加わった新たな外国籍選手の存在が彼らの穴を埋めるものとなっている。

ブラジルのECジュベントゥージから加わったDFダニーロ・ボザは、ここまで16試合すべてに先発出場。ホイブラーテンと2人で新たな浦和の壁として強固な守備陣を形成している。第11節の横浜F・マリノス戦では1点差に詰め寄られたのち終了間際にダメ押しの得点で加入後初ゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献している。昨夏に続き冬にも複数の選手が去った守備陣に安定をもたらす活躍を見せていることから評価を「4」とした。


松本泰志 写真:Getty Images

MF松本泰志

評価:★★★☆☆

昨年はサンフレッチェ広島で36試合に出場し、3ゴール2アシストを挙げたMF松本泰志。豊富な運動量と巧みなポジショニングを武器に数字以上の存在感を発揮していたことは間違いない。広島の2位フィニッシュに大きく貢献した松本だったが、今冬は浦和への移籍を選んだ。

ここまで16試合すべてに出場し1ゴール1アシストをマーク。直接ゴールに関わる働きがやや少なく見えるものの、主にトップ下や3列目で活躍を見せている。同じく新加入選手であるMFマテウス・サヴィオやMF金子拓郎と比較して攻撃面での貢献度から評価を「3」としたが、守備面の働きを含めまだまだこの先チームに馴染むことでさらなる活躍が期待できる選手であるのは間違いない。


長倉幹樹 写真:Getty Images

FW長倉幹樹

評価:★☆☆☆☆

2024シーズンのYBCルヴァンカップにおける得点王であり、今冬アルビレックス新潟から下部組織時代を過ごした浦和へと加入したFW長倉幹樹。昨季までで移籍したFWブライアン・リンセンや引退したFW興梠慎三の穴を埋めるような活躍が期待されたが、ここまではリーグ戦9試合に出場も先発はなくそれに伴ってゴールも1つのみと苦しいシーズン序盤となっている。クラブワールドカップもあることから活躍の場が与えられるのはまだまだこれからともいえるが、現状チーム内でポジションを得られていないことから評価を「1」とした。

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名前:大島俊亮
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