モンテディオ山形は、韓国1部の光州FCからジョージア代表FWベカ・ミケルタゼを完全移籍により獲得する模様。すでに合意に達しており、公式発表のみを残す段階だという。
現在27歳の同選手は、身長185cmで両利きのストライカー。ロシア1部ルビン・カザンでMF齊藤未月(現ヴィッセル神戸)とチームメイトだったほか、2021年7月から2シーズンにわたりオーストラリア1部ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツに在籍。2023年1月から5か月間、FW齋藤学(現アスルクラロ沼津)とともにプレーしていた。
2024年6月、ニューカッスルを契約満了により退団し、光州へ加入したミケルタゼ。2024シーズンはリーグ戦18試合の出場で3ゴールを1アシストをマーク。9月17日開催のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)横浜F・マリノス戦で1ゴール1アシストと結果を残したものの、10月以降は公式戦ほぼ全試合でベンチ外と、構想外扱いを受けていた。
韓国メディア『フットボリスト』は12月20日、日本・韓国サッカー関係者から独自に入手した情報として、「ミケルタゼの山形移籍で合意。公式発表のみを残している」とリポート。「光州FCは2025年の年俸支出を大幅に削減する必要がある」などと、Kリーグの財政的フェアプレーを遵守するために、現有戦力の売却に迫られている韓国クラブの現状に触れた上で、「ミケルタゼには韓国国内外の複数クラブが関心を寄せていた。その中でも、山形が最も積極的にラブコールを送った」と綴っている。
山形は外国籍選手不在という中、2024シーズンのJ2リーグを4位で終えたが、J1昇格プレーオフ準決勝で、ファジアーノ岡山に0-3で敗北。攻撃陣では、MF土居聖真、FWディサロ燦シルヴァーノらが2025シーズンの契約を更新している。
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