ボルシアMGで日本代表DF板倉滉とチームメイトのFW福田師王が、現地で高い評価を得ている模様。今月17日にドイツ国内カップ戦を控える中、トップチームでの出場機会増加が期待される一方、本人はステップアップ移籍を意識している。
福田は神村学園高等部からJリーグを経由せず、昨年にボルシアMGへ加入。セカンドチームの一員としてドイツ4部リーグで結果を残すと、今年1月にトップチームへ昇格。2023/24シーズンはブンデスリーガで5試合に出場したほか、トップチーム昇格後もドイツ4部リーグでコンスタントにプレーしていた。
ドイツメディア『フースバル』は今月14日、ボルシアMG攻撃陣の現状を特集。加入2年目のFWトマーシュ・チャヴァンチャラをセンターフォワード1番手としてみる一方、「ファン・サポーターの間では福田に対する評価が高い。長期的な視点で見ると、福田はボルシアMGで3番手だ」と日本人ストライカーを評価。「身長178cmと小柄であるにもかかわらず、素晴らしいジャンプ力とヘディングの強さを兼ね備えている」と空中戦での勝負強さに触れている。
また同メディアによると、ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルカス氏は「福田はチームのためにかなりハードワークしている。身体がそこまで大きくないにもかかわらず、非常に優れたランニングをしており、身体の使い方が上手い」と評価しているという。
一方、福田本人は早くもステップアップ移籍を見据えている模様。先日、サッカー系YouTuber『LISEM(リゼム)』の対談番組に出演した際、自身の今後について「5年後にプレミアリーグでプレーしたい。まずは自チーム(ボルシアMG)で結果を残して、ステップアップしていけたらと思う」と語ったほか、希望の移籍先にマンチェスター・ユナイテッドを挙げている。
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