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森保監督が遠藤航に戦術丸投げ?日本代表OB暴露「選手から聞いたけど…」

遠藤航 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月に行われるドイツ代表やトルコ代表との国際親善試合にむけて、8月31日に代表メンバーを発表。MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF遠藤航(リバプール)らの活躍が期待される中、代表OBの城彰二氏が森保一監督の采配における改善点を指摘した。

 日本代表は2026年の北中米ワールドカップにむけた代表チーム強化の一環として、今年9月に欧州遠征を実施。今回の代表選考では、遠藤、久保、MF鎌田大地(ラツィオ)などカタールW杯出場選手が次々とメンバーに名を連ねている。

 これまでも森保監督の戦術や采配に厳しい意見を投げかけてきた城氏だが、今度は「選手から聞いた話」として守備面での問題を暴露。自身のYouTubeチャンネルで8月31日に公開した動画を通じて、以下のようなコメントを残している。

 「選手にちょっと話聞いたんだけど、森保監督はあまり守備面の決め事がないみたい。ボールの奪いどころが全然分からない。遠藤航を中心にどうするのかということを現場でやっているみたい。でも選手って拠り所ないと難しい」

 「(日本代表の戦いを見ていて)結局前線は行くんだけど、(中盤以降が)押し上げないとか、どこに追い込んでボールを奪おうとしてるのかというのが全く見えない。そういうところを整備すれば、もっと良い形で守備から攻撃に行ける」

 森保監督と選手間の決め事については、カタールW杯前の昨年6月にも話題に。日本代表は同月14日のチュニジア戦で0-3と敗れたが、試合後にMF三笘薫(ブライトン)が「攻撃面での意識の共有とバリエーションが不足している」と課題点を指摘。しかし森保監督が三笘のドリブル突破を期待するなど、個人能力を尊重する意向を強調。戦術面における監督・選手間のギャップが懸念材料に挙がっていた。