元鹿島アントラーズ所属選手のMF三竿健斗は今年7月、ポルトガル2部CDサンタ・クララからベルギー1部OHルーヴェンへ完全移籍。およそ1か月にわたり公式戦での出番がなかったが、早ければ今週末にも新天地デビューを飾るようだ。
同選手は昨年12月に鹿島からサンタ・クララへ移籍。2022/23シーズン終盤にレギュラーからベンチ要員へ序列を下げると、チームもポルトガル1部リーグで最下位に終わり2部降格。サンタ・クララと来年6月まで契約を残していたが、7月19日にOHルーヴェンへ加入している。
その三竿は今季開幕前の練習試合でプレーしていたものの、ベルギー1部リーグではここまで全5試合でベンチ外となっていた。そんな中、ベルギー紙『HLN』は8月31日になって「三竿の労働許可証がようやく発行された」とリポート。公式戦欠場が続いていた背景に触れている。
ただ一方で、チームは5試合を終えて2分3敗と白星なし。『HLN』はサポーターが試合結果や今夏の補強に対して不満を募らせている現状を伝えている。
なおOHルーヴェンの監督人事では、ベルギー1部シント=トロイデンVV前監督のベルント・ホラーバッハ氏を招へいする可能性が先月末に報じられている。今月1日にKVコルトレイクとの一戦を控える中、三竿にはチームに浮上のきっかけをもたらすことが求められそうだ。
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