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STVVシュミット・ダニエル、ベルギー強豪移籍が破談。開幕戦でフル出場

シュミット・ダニエル 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)所属の日本代表GKシュミット・ダニエルは、30日開催のベルギー1部リーグ開幕戦でフル出場。トルコ1部MKEアンカラギュジュやベルギー1部クラブ・ブルッヘ移籍が噂されたが、残留が濃厚と現地で報じられている。

 ベルギーメディア『Voetbal』は先月、クラブ・ブルッヘが控えGKジョセフ・ブルシクの戦線離脱をうけて、GKシモン・ミニョレのバックアッパーとしてシュミットをリストアップしたと報道。ただSTVVがクラブ・ブルッヘから提示された移籍金額が低いとして、オファーを受け入れない可能性も伝えられていた。

 すると同メディアは30日になって「クラブ・ブルッヘは(ミニョレのバックアッパーとして)ノルディン・ジャッカーズを選択した」とリポート。アンカラギュジュ移籍の可能性について「具体的な興味を示したが、シュミットは西欧での冒険を好んでいる」としているほか、シュミットとSTVVの契約期間が来年6月までであることもあわせて伝えた。

 なおシュミットは30日に行われたスタンダール戦でクリーンシートを達成。開幕戦勝利大きく貢献している。またSTVV所属の日本人選手では、MF伊藤涼太郎が先発出場したほか、FW岡崎慎司とMF山本理仁が途中出場。DF橋岡大樹は90分間ベンチで戦況を見つめていた。