スタッツは互角か
CL決勝トーナメント開始(4月12日)以降における両チームのスタッツは以下の通り。
マンチェスター・シティ
- 得点:17 失点:3
インテル
- 得点:9 失点:3
注目すべきは失点数が同じ「3」という点である。この少なさにおいては互角といえよう。得点数ではシティが圧倒的に多いのだが、強いて挙げるとシティには特筆すべき弱点と言える傾向が1点ある。2022/23シーズンの全公式戦で、2失点以上した試合では全て負けているという点だ。言い換えると、2点以上獲得できればインテルの勝率がかなり上がるといえるだろう。
ビッグイヤーはどちらの手に?
シティの勝利を予想するのが大方の見方である。筆者もやはり、この攻撃を止め切ることができないのではと考えてしまう。ブロックを敷いたとしても、デ・ブライネのミドルシュートは恐怖でありケアする必要がでてくる。そうなるとブロックにズレが生まれてしまうだろう。
インテルにチャンスがあるとすれば、2点のポイントを挙げたい。1点目は、シティのDFジョン・ストーンズとMFロドリゴ・エルナンデスが上がった際に発生する中盤のスペースだ。そこに対し、手数をかけずにカウンターを入れて攻め切るパターンが考えられる。2点目は、ルカクとマルティネスの2人がシティの守備をこじ開けるかどうかである。さらに失点を0または1で抑えた場合、インテルにも勝機が見えてくるだろう。
2022/23シーズンのラストを飾るビッグマッチCL決勝。ビッグイヤーはどちらの手に渡るのか、非常に楽しみである。
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