ブラジル2部トンベンセFCから1部クルゼイロへレンタル移籍中のブラジル人FWブルーノ・ロドリゲスに、Jリーグクラブが7億円規模の巨額オファーを提示したようだ。
現在26歳のロドリゲスは、左サイドを主戦場とする右利きのウインガー。2020年1月以降はトンベンセからブラジル国内他クラブへのレンタル移籍を繰り返しており、2021年7月から1年間にわたりポルトガル1部ファマリカンに在籍。ファマリカンでのレンタル移籍期間を終えると、昨年7月からクルゼイロでプレーしており、今季ここまで1部リーグ戦全9試合で先発出場。左ウイングで定位置をつかむ中、2ゴール2アシストをマークしている。
同選手の去就については、先月下旬にJリーグクラブの代理人と選手サイドによる交渉が行われたと、ブラジルのテレビ局『バンデランテス』が報道。するとブラジルの移籍市場に詳しいジャーナリストのホルヘ・ニコラ氏は今月4日に「ロドリゲスのもとには2クラブからオファーが届いている。ひとつは日本のクラブであり、最大500万ユーロ(約7億5000万円)を用意している。もう一つはロシア国内クラブからのものだ」と伝えている。
一方、選手本人はクルゼイロでのプレーに満足しており、今夏残留を望んでいるとのこと。クルゼイロへのレンタル移籍期間は今季終了後までであるほか、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、トンベンセの契約期間は2024年12月までだという。
なお日本国内では、川崎フロンターレが元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンの後釜としてロドリゲスの獲得に動いている可能性を指摘するファンがいる。川崎移籍の憶測が飛び交っているが、どのJリーグクラブが巨額オファーを提示したのか気になるところだ。
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