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5月25日、日本サッカー協会(JFA)は6月に行われるキリンチャレンジカップ2023(15日対エルサルバドル、20日対ペルー)に向けた日本代表招集メンバーの発表を行った。第二次森保一監督体制の初陣となった3月同様、MF三笘薫(ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)ら欧州で活躍する選手たちが順当に選ばれる中、前回未招集で話題となったFW古橋享梧やMF旗手怜央(いずれもセルティック)といった選手たちも招集され期待が高まっている。
また、JリーグからはDF森下龍矢(名古屋グランパス)、MF川村拓夢(サンフレッチェ広島)、MF川﨑颯太(京都サンガ)の3名が選出されたこともポイントだ。3選手とも所属クラブでは豊富な運動量を武器とし、攻守に献身的な働きを見せているだけに、代表の激しいポジション争いの中で持ち味を発揮できるか注目だ。
しかし、今季Jリーグで活躍している選手はこの3選手のみではない。ここでは、今回惜しくも代表メンバーに選ばれなかったものの、Jリーグの舞台で大いに活躍し、次回選出が期待される選手たちをベストイレブン形式で紹介していく。
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GK:小島亨介(アルビレックス新潟)
ポルトガルのポルティモネンセで活躍しているGK中村航輔の代表復帰が話題となった今回のメンバー発表。一方、3月には国内組として名前が挙がっていたGK谷晃生(ガンバ大阪)が落選となり、限られた枠を争うGKのポジション争いは今後も一層熾烈になっていくことが予想される。
そんな中、今季J1復帰を果たしたアルビレックス新潟の守護神GK小島亨介も候補の1人として挙げておきたい。チームとして決して失点が少ないわけではない新潟だが、小島のセービングで救われている場面は数多くある。なにより小島の魅力と言えるのが、プレスにも動じない正確な足元の技術である。今後の代表活動において、限られた3枠の中に割って入っていけるか、注目度の高い1人と言えよう。
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DF:関川郁万(鹿島アントラーズ)
鹿島アントラーズは今季の序盤戦、一時は苦戦を強いられたが、直近は7戦負け無しと盛り返しつつある。特にこの間、5試合連続となる無失点勝利を挙げており、大きく貢献したのがDF関川郁万である。ゴール前での身体を張ったシュートブロックや、パスを受けようとする攻撃側選手への厳しいチェックなど強固な守備陣の形成に一役買っている。
今季の鹿島は、DF植田直通やDF昌子源といった海外経験も豊富な選手たちを呼び戻すことに成功しており、関川にとっても日本代表にまで上り詰めた同ポジションの選手が複数クラブにいることは、レベルの高い序列争いで成長できる絶好の機会を得たと言えよう。まだまだ発展途上の22歳、関川。次世代の鹿島を守備で支える選手として、次回以降代表への選出にも期待がかかる。
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DF:藤井陽也(名古屋グランパス)
3月には第二次森保体制の初陣メンバーとして名を連ねたDF藤井陽也。残念ながら連続してのメンバー入りとはならなかったが、Jリーグでは変わらず高いパフォーマンスを発揮しており、次回以降も代表での活躍が楽しみな選手だ。
多くの出場機会を得た昨年から引き続き、今季もJ1の強力なFW陣に対応。加えて正確なパスや強烈なミドルシュートを見せるなど、守備だけでなく攻撃でも存在感を発揮している。DF板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)を筆頭に、他のポジションと同様センターバックも今や海外組が多数を占める日本代表。藤井が代表に定着するために越えるべき壁は高いが、年齢的にもまだまだ伸びる選手の1人として、次の招集に期待したい。
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DF:永戸勝也(横浜F・マリノス)
DF長友佑都(FC東京)やDF酒井宏樹(浦和レッズ)の跡目争いがまだまだ続くだろうことは、前回および今回の招集メンバーからも見て取れる。3月の代表活動では、DF半田陸(ガンバ大阪)とDFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)がそれぞれ初選出されたが、今回は揃ってメンバー外。代わりにDF森下龍矢(名古屋グランパス)が初選出され、ポジション争いはより熾烈になる様相だ。
だが、Jリーグからもう1人候補に挙げたい選手がいる。昨年のJリーグ王者、横浜F・マリノスの左サイドバックDF永戸勝也だ。高いキック精度が最大の持ち味で、パスワーク、クロス、セットプレーと多くの場面で技術の高さがうかがえる。特にセットプレーでは、絶対的なキッカー不在の今の代表において、序列争いに有利に働く要素と言えよう。
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MF:齊藤未月(ヴィッセル神戸)
24歳と成長著しいMF齊藤未月。世代別の代表選出や出場機会こそ少なかったが、海外クラブでの経験もすでに積んでいる。今季から所属しているヴィッセル神戸では、今までの経験値の高さが遺憾なく発揮されていると言えよう。広いカバーエリアと高いボール奪取能力など、危機を未然に防ぐ働きでチームの好調を支えている。
年齢制限のないA代表のアンカーポジションあるいは齊藤と似たタイプのプレイヤーで言えば、MF遠藤航(シュトゥットガルト)というドイツのブンデスリーガでも認められている絶対的な存在がいる。とはいえ、仮に遠藤が不在の際、敵の攻撃の芽を摘める存在が他にいるかというと疑問である。遠藤の穴を埋められる存在として、また後継者候補の1人として、齊藤がA代表デビューを果たせるか次回以降注目したいポイントだ。
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