サッカー日本代表「森保ジャパン」は25日、今年6月開催のキリンチャレンジカップ2試合にむけた招集メンバーを公式発表。J1リーグ得点ランキング首位に立つヴィッセル神戸所属FW大迫勇也が落選しているが、森保一監督による同選手の選外理由が波紋を呼んでいる。
日本代表は今年6月15日に豊田スタジアムでエルサルバドル代表と対戦するほか、20日にはパナソニックスタジアム吹田でペルー代表と激突。このキリンチャレンジカップ2試合のメンバーでは、セルティック所属FW古橋亨梧やMF旗手怜央の再選出が話題を呼ぶ一方、ワールドカップ出場経験を持つ大迫やDF吉田麻也、MF南野拓実らが落選している。
森保監督は25日の会見で、大迫の代表メンバー外について「日本国内でまず力を発揮するところから、世界で戦うというところ。我々は世界トップ基準を目指しているので、世界トップ基準へ力を上げてもらえるように」と説明している。
しかし大迫がJ1リーグの舞台で結果を残しているだけに、ネット上では「J1得点ランクトップは無意味ってことか」、「J1で10ゴール挙げているのに…」、「これが理由なら他選手の選出は話が合わない。間違いなく大迫は日本のトップで世界にも戦える」と疑問の声が噴出。
森保監督が抽象的な表現に終始していることもあり、「大迫をメンバー外にした理由説明になっていない」、「説明を聞いても分からない」、「日本語とは思えないほど何も伝わらない」、「答えになっていない」と戸惑いを隠せないサポーターもいる。
なお大迫は今季J1開幕戦から全試合で先発出場。4月以降はリーグ戦9試合で8得点と本来のパフォーマンスを発揮するとともに、神戸の首位キープに大きく貢献している。
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