明治安田生命J1リーグ・サガン鳥栖の須和部譲コーチは、違法動画による戦術分析での鳥栖所属選手に対する批判に反論。選手へのリスペクトを求める中、元東京ヴェルディ所属選手が私見を述べている。
須和部コーチは今月22日、自身のツイッターアカウントを更新。一部SNSユーザーによる戦術批判に対して「CBやSBの選手について”正対”できなかったと、違法に動画をアップし、吊し上げる投稿をよく目にする。そんなことはもう皆んな分かっている。でも、1万人を超える人たちの前で、色んなものを背負ってプレーしながら、”正対”することを”簡単”だと思っているならセンスがない」
「もし”僕が”そこでボールを受けたら、ノージャッジでバックパスか、背後に蹴り飛ばすことしかできません。そのくらいのことを選手たちはトライしている。選手たちにリスペクトを」と憤りをあらわにしていた。
この投稿に反応したのが、かつて東京Vや名古屋グランパス、FC岐阜でプレーしていた高木義成氏だ。同氏は「恐らく、リスペクトなんてそもそもする気もなく、自分がその場に立てなかった理由も分からない人達がやってるんだろうなぁと遠目から見てます」とツイート。
すると須和部コーチは「サッカーや選手について発信したり、会話することは素晴らしいことですし。批判も含めて、どんな意見も尊重すべきだと思っています。しかし、ただ単に選手(どのチームのどの選手であろうと)をバカにするだけの投稿は残念に思います」と私見を述べている。
同コーチの投稿をきっかけに、サポーターの間でサッカー選手への評価を見直す動きが広まる中、現場での指導歴がない戦術オタクに対する否定的な声も沸き起こっている。
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