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元大分ティティパン「一体感あれば…」ブリーラムのタイ1部無敗優勝阻止【現地取材】

ティティパン・プアンチャン 写真:SVC

 バンコク・ユナイテッドは今月4日、タイ1部リーグ第25節のブリーラム・ユナイテッド戦で4-3と勝利。ブリーラムの2シーズン連続となるリーグ無敗優勝を阻止した。試合後、かつて2019年に大分トリニータでプレーしていたバンコク所属MFティティパン・プアンチャンが喜びを爆発させている。

 リーグ首位と2位の直接対決は、前半から点を取り合う展開に。バンコクは81分に同点に追いつかれたものの、後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪取。ここまでリーグ戦無敗だったブリーラム相手に勝利し、勝ち点差を「9」に縮めている。

 ただ今季リーグ戦は残り5試合。バンコクによる逆転優勝の可能性は低いが、ブリーラム戦で1得点のティティパンは前向きな姿勢を見せる。

 同選手はブリーラム撃破について「素晴らしいよ。本当に嬉しさでいっぱいなんだ。(33分の時点で)2点ビハインドだったにも関わらず、(チームメート全員で)力を合わせて勝利をつかんだ。(僕たちが)一体感を持って戦えば、優勝への道がもう一度開かれるはずだ」

 「信念があるかどうかだと思う。僕たちには良い結果を出せる自信がある。これが一番大事なんだ。それもあって、この試合では早い時間帯(35分)で1点返すことができた。そのゴールで勢いに乗って、良い試合展開に持ち込んだ。お互いを助け合う僕たちの魂を尊重すべきであり、そのメンタリティーが僕たちに勝利をもたらしたよ」とコメント。

 最高の結果を目の当たりにしたサポーターに対しては、「ファンのみんなに感謝したい。とても素晴らしくて楽しい雰囲気だったね。このような雰囲気をもう一度肌で感じたいよ。これからもベストを尽くして、いい結果でみんなに恩返ししたいね」とメッセージを送っている。