セルティック古橋亨梧のSNS投稿話題「代表落選後の前向きな姿勢が…」

　セルティック所属FW古橋亨梧は、今月のキリンチャレンジカップ2試合でも日本代表メンバーから落選。森保一監督による選手選考に批判が上がっている中、同選手のSNS投稿がイギリス国内で好意的に受け止められている。

　古橋は今月27日、自身のインスタグラムアカウントを更新。ひとりの少年と一緒にボールを蹴る自身の姿をアップするとともに、「No sun, no problem（太陽が出ていない、問題ない）」と一言綴っている。

　この投稿には、セルティックの専門サイト『Celtic Are Here』が反応。「“ノープロブレム” – 古橋がほっこりする月曜日の昼下がりの動画を投稿」と見出しをうち、「彼はスコットランドの天候に左右されながら、少年とボールを蹴っている健全な動画をアップした」とリポート。

　「セルティックの英雄にとって、日本代表落選を受け入れるのは難しいかもしれない。だが、今週末から始まるセルティックのタイトル争いに向けて集中している」と代表招集外に触れると、「古橋の最も注目すべき点は、挫折を味わった後の前向きな姿勢だ」

　「彼はすでにカタールW杯メンバー外での苦悩を、セルティックのゴールラッシュの原動力にしたと話している」と同選手のメンタリティーを称えている。

　古橋は今季ここまでリーグ戦27試合の出場で20ゴールをあげるなど、引き続きセルティックの絶対的ストライカーとして活躍。先月下旬のスコティッシュリーグカップ決勝では宿敵レンジャーズから2ゴールを奪い、セルティックに今季初タイトルをもたらしている。

　なおセルティックはリーグ戦29試合を終えて27勝1分1敗。2位レンジャーズに9ポイント差をつけて首位を走っている。スコティッシュカップでもベスト4入りを果たし、国内3冠を視野に入れているだけに、古橋の活躍がより一層期待されている。