アーセナル所属DF冨安健洋は今月16日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)スポルティングCP戦で負傷退場。すでに日本代表活動の不参加が正式決定しているが、アーセナル率いるミケル・アルテタ監督が同選手の状況を語っている。
冨安健洋はスポルティングCP戦で先発出場。しかし前半5分にFWフランシスコ・トリンコンとの球際を巡る攻防で芝に足を引っかけると、2分後にピッチに座り込みプレー続行不可能に。9分に途中交代を余儀なくされると、松葉杖姿で試合会場を後にしていた。
また同選手は今月下旬に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表に招集されていたものの、18日に代表活動不参加が正式決定。代わりにベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ所属のDF町田浩樹が招集されている。
冨安健洋の怪我について、SNS上では靭帯損傷による長期離脱の可能性を心配する声が上がっている。そんな中、アルテタ監督は19日の会見で同選手の負傷に言及。「ドクターが負傷の程度を見ている。すでに一度検査をしているが、明日にもう一度検査する必要がある。良い状態ではないようだ」
「冨安健洋は物事を大げさに言う選手ではない。彼は怪我について心配しているし、我々もそうだ」と、同選手の性格に触れた上で長期離脱の可能性を示唆した。
なおアーセナルは19日に行われたプレミアリーグ第28節・クリスタル・パレス戦で4-1と勝利。2位マンチェスター・シティに8ポイント差をつけて首位に立っているが、冨安健洋不在という不安材料を抱えている。
コメントランキング