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名古屋サポ反発!浦和戦の豊田スタジアムアウェイ席拡大協議巡り批判の応酬

豊田スタジアム 写真:Getty Images

 名古屋グランパスと浦和レッズのサポーターが衝突している。浦和レッズは今月19日、豊田スタジアム開催の明治安田生命J1リーグ第7節・名古屋グランパス戦のビジター応援エリアに関して声明を発表。ビジター応援エリア拡大にむけて名古屋グランパスと協議する姿勢を見せているが、名古屋グランパスサポーターから反発の声が上がっている。

 名古屋グランパス戦のチケット一般販売は、今月18日より開始。名古屋グランパスのホームゲームにおけるビジター応援エリアは昨季まで1階席に設けられていたが、今季から2階席へ変更となっている。ただ豊田スタジアムの2階席は傾斜が急であることから、飛び跳ねて応援する際に1階席やピッチレベルに転落する危険性があるという指摘が相次いでいる。

 そんな中、浦和レッズは4月7日に行われる名古屋グランパス戦のビジター応援エリアについて「今シーズンより、名古屋グランパス様のホームゲームでは様々な運用変更が行われており、1階席が全てホーム指定席となり、ビジター応援エリアが2階席へと変更されております」

 「それに伴い、浦和レッズのファン・サポーターのみなさまのサポート環境に様々な変更(傾斜の大きさや入退場口の変更)が生じておりますが、試合当日、みなさまのおもいがピッチ、そして選手たちに届く最善の環境を整えるべく、名古屋グランパス様とは引き続き協議を行ってまいります」

 「ご来場を予定されているファン・サポーターのみなさまにおかれましては、安心・安全な試合運営の実現に、ご理解とご協力の程、よろしくお願い申しあげます」と声明を発表。

 浦和レッズサポーターから1階席へのビジター応援エリア拡大を期待する声が上がる一方、浦和レッズの公式ツイッターアカウントに名古屋グランパスサポーターから反対意見が多く寄せられている。

 そんな豊田スタジアムでは昨年9月、明治安田生命J1リーグ第22節延期分の名古屋グランパス対川崎フロンターレの試合後に横断幕の内容を巡る両クラブサポーターの小競り合いが発生している。

 一部の浦和レッズサポーターは名古屋グランパスサポーターからの反対意見に対して、川崎フロンターレ戦での出来事を持ち出した上で非難。SNS上で批判の応酬が繰り広げられている。