Jリーグ アビスパ福岡

福岡MF井手口陽介の再負傷に困惑。英方面「セルティックとの契約が…」

井手口陽介 写真:Getty Images

 セルティックからアビスパ福岡へレンタル移籍中のMF井手口陽介は、右足関節外果骨折で長期離脱。明治安田生命J1リーグ第3節・柏レイソル戦での負傷に、イギリス国内から困惑の声が上がっている。

 同選手は今月4日の柏レイソル戦で先発出場も、前半終了間際の相手選手との競り合いで右足を負傷。アビスパ福岡は14日になって、同選手の負傷について「全治3か月」と公式発表している。

 そんな井手口陽介は、ガンバ大阪からセルティック移籍直後の昨年1月に公式戦で負傷。2022/23シーズン開幕前のトレーニングでも怪我をして再離脱を余儀なくされるなど、コンディションに悩まされている。

 それだけにセルティックの専門サイト『67 Hail Hail』は、アビスパ福岡移籍後の負傷をうけて「井手口陽介の不運はセルティックを離れても続く」とリポート。

 「J1リーグの2023シーズンは11月まで続くので、6月には復帰できるかもしれない。ただレギュラーをつかむためには、またしても不利な状況になってしまった。彼のレンタル移籍期間は、2023シーズン終了後までだ」と綴っている。

 また井手口陽介がセルティックに復帰する可能性にも言及。セルティックと同選手の契約期間が2026年6月までであることに触れた上で、「今のところ、彼が再びスコットランドで活躍できるかどうかは分からない。順調にリハビリをこなし、今年後半に再びプレーできるようになることを祈るしかない」としている。

 なお井手口陽介本人は今回の負傷離脱をうけて、自身のインスタグラムアカウントを更新。「リリースがあった通り柏レイソル戦で骨折してしまい手術しました。初めてアビスパのホームでスタメンで使ってもらった試合でケガをしてしまって本当に情けないし悔しいしもどかしい気持ちでいっぱいです。1日でも早く復帰してアビスパの力に少しでもなれるように毎日頑張っていきます」

 「大変な事続きだけど乗り越えて強くなった姿を見せれるように1日1日を大事にして頑張ります」と胸の内を綴ると、セルティック所属FW前田大然から「ふぁいてぃん!よーちゃん」と励ましのメッセージが届いている。