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新潟MF伊藤涼太郎ら3選手候補か。J1から日本代表初招集を海外期待

森保一監督 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟所属MF伊藤涼太郎をはじめ、J1リーグの舞台で活躍している選手の森保ジャパン招集を推す声が海外から上がっている。

 ブラジルメディア『グローボ』は、伊藤涼太郎について「J1で他に類を見ないほど決定的な活躍をしている」と絶賛。「彼は浦和レッズでプロキャリアをスタートさせたときは逸材だったが、浦和レッズでは出場機会に恵まれず、J2クラブへのレンタル移籍を繰り返した」

 「新潟で彼自身のポテンシャルを発揮させてくれるクラブに出会い、実質J1でルーキーの今、MVPに値するプレーを見せている。日本代表初招集へ期待が高まる」と綴っている。

 また『グローボ』は、今月15日の日本代表メンバー発表を前に「攻撃的MFは日本代表で最も競争の激しいポジションである。Jリーガーで満田誠(サンフレッチェ広島)、松木玖生(FC東京)など、すぐにでも出場機会を得られそうな選手がいることも覚えておいて損はない」と言及。2024年1月のAFCアジアカップや2026年のFIFAワールドカップにむけて、新星の登場を期待している。

 伊藤涼太郎は今月11日のJ1リーグ第4節・川崎フロンターレ戦で決勝ゴールをマーク。今季ここまで2ゴール2アシストとアルビレックス新潟の躍進に大きく貢献している一方、A代表招集歴はない。

 満田誠は昨季、プロ1年目ながらもJ1リーグ29試合の出場で9ゴールをマーク。昨年7月にはE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)の中国戦で日本代表デビューを果たすなど、Jリーグ屈指の逸材として注目を集めている。

 松木玖生は高卒1年目の昨季から、FC東京の中盤でレギュラーに定着。昨年U21日本代表の一員としてAFC U23アジアカップに参戦したほか、今月にはU20日本代表に招集。現在はAFC U20アジアカップでプレーしている。

 なお森保一監督率いる日本代表は今月24日にウルグアイ代表と対戦。28日にはヨドコウ桜スタジアム(大阪)でコロンビア代表と激突する。