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アルゼンチンの奇才GKカルロス・モントーヤのユニフォーム伝説

GKカルロス・モントーヤ(左)写真:Getty Images

盗作の噂の真相は

モントーヤの強烈で奇抜なユニフォームは注目され、このデザインの背景をめぐっては諸説が存在する。その中の噂の1つに、モントーヤと製造元オーランのデザイナーが、既存のデザインを真似したのではないか?というものがあった。

元のデザインと言われたのが、ドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフ(ブンデスリーガ2部)の1990/91シーズンのGKユニフォームだ。見比べると、微妙な違いどころか色々と危ういほど似ている。しかしながらモントーヤのデザインは、より奇抜でポップなコミックイメージ。何よりも本人がユニフォームに存在しているという大きな違いがある。

真相は不確かだが、これら全てを含めてここまでに注目をされ語り続けられること。プレイヤーとしても表現者としても、奇才ということには違いないだろう。


https://twitter.com/footballmemorys/status/942322290016088065?s=20

現在も「猿」の名で活躍中

そんな奇才モントーヤは現在も活躍を続けている。2000年代に、コロンビア、アルゼンチンに留まらず、チリやスペイン、ブラジルなど約10以上のクラブに所属したモントーヤは、約2、3年の短期契約で転々とするが、2009年7月10日に43歳の年齢で現役引退を宣言した。

引退後の2013年から監督業をスタート、指導方法などの経験値を積むと、2021年4月にアルゼンチンのブエノスアイレスを本拠地として、ナバロ・モントーヤ・サッカーセンターを創設。センターの創設者兼ディレクターとして、幅広い視野で子供達にサッカー指導を行っている。

現在の自身の公式Twitterは「モノ・ナバロ・モントーヤ」というアカウント名。ナバロ・モントーヤは本名であるが、「モノ(MONO)」というのは日本語で「猿」という意味だ。アルゼンチンではモントーヤの顔立ちや、現役時代のGKとしての素早い動きなどがまるで猿を彷彿させるということから、それがニックネームとなった。本人が今でもアカウント名にまで「猿」を明記しているということは、相当お気に入りのようである。

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名前:Molly Chiba
趣味:自然散策、英国のあれやこれやをひたすら考えること
好きなチーム:トッテナム・ホットスパーFC

東北地方の田園に囲まれ育ちました。英国のフットボール文化や歴史、そして羊飼いやウールなどのファッション産業などに取り憑き、没入している日本人女性です。仕事のモットーは、伝統文化を次世代に繋ぐこと。

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