セルティックで日本人選手が活躍する中、元日本代表MF井手口陽介(26)はJリーグ復帰が既定路線とみられている。しかし欧州の移籍ウィンドウ最終日になって、ドイツ移籍の可能性が浮上。現地では依然として明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪へ復帰する可能性も報じられている。
英紙『サン』は31日に「井手口陽介が移籍ウィンドウ最終日に、レンタル移籍によりセルティックを退団する可能性がある」と見出しをうち、「セルティックは前田大然や旗手怜央と同じく、2026年6月までの契約により井手口陽介を獲得した」
「しかし、井手口陽介はチーム内の競争や怪我の問題で、出場機会が限られていた。今季は公式戦での出場が全くなく、一部の試合でベンチ入りしただけだ」と、同選手の現状を説明。
「彼はレンタル移籍でのセルティック退団を望んでいる」とした上で、「ガンバ大阪とドイツ2部SpVggグロイター・フュルトが彼の動向を注視している」と綴っている。
ただガンバ大阪は、SCサンタ・リタから期限付き移籍により加入していたブラジル人MFダワン(26)を完全移籍により獲得。くわえてイスラエル1部マッカビ・ハイファからイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)を獲得しており、中盤の選手層には不安を抱えていないとみられる。
一方、グロイター・フュルトは今季ここまでドイツ2部リーグで4勝8分6敗。最下位のマクデブルグからわずか3ポイント差の11位と残留争いに巻き込まれている。
Jリーグ復帰が噂されている井手口陽介だが、果たしてドイツ2部リーグの舞台でフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧(25)らと対戦することになるのだろうか。
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