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STVVの香川真司獲得を疑問視!独メディア「怪我ばかりで…」今月再離脱も

香川真司 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)やベルギー1部リーグ他クラブで多くの日本人選手がプレーする中、STVV所属の元日本代表MF香川真司(33)は負傷離脱を余儀なくされている。そんな香川真司の今後をドイツメディア『SPOX』が展望。STVVの獲得戦略に対して疑問を投げかけている。

 香川真司は昨年1月にSTVVへ加入すると、経験豊富なベテランとしてチームをけん引。昨年8月以降は元日本代表FW岡崎慎司(36)との共演で注目を集めていたが、慢性的な痛みを抱えていた足の手術を行うために昨年11月にチームから離脱。年明けにSTVVに再合流も、いまだに公式戦復帰の目処は立ってない。

 またベルギー紙『Het Belang van Limburg』は今月26日に「香川真司は26日のトレーニングを欠席した。負傷の程度はまだ明らかではない」と、同選手再離脱の可能性を伝えている。

 そんな中、『SPOX』は香川真司の特集記事において「彼のキャリアはここ数年、順調とは言えない。怪我ばかりで適切なリズムをつかめず、コンスタントに試合や練習に参加することができていない」と指摘。

 昨年1月にSTVVが香川真司を獲得したことについて「彼のSTVV移籍にサポーターも世間も期待したが、それまでギリシャ1部PAOKでほとんどプレーしていなかった彼の体力には大きな疑問符がついた」と、懐疑的な見方を示している。

 さらに『SPOX』は同選手が昨年11月以降、負傷離脱を繰り返している現状にも言及。STVVとの契約期間が今年6月までであることに触れた上で「香川真司は自身の意欲的なメンタリティーが弱いフィジカルに勝てるのか、という問いを投げかけている」と綴っている。