Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM高丘陽平にMLSクラブからオファー!市場価値1.4億円と報道も

高丘陽平 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・横浜F・マリノス所属のGK高丘陽平(26)に、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属バンクーバー・ホワイトキャップス移籍の可能性が浮上。浦和レッズ移籍破談が伝えられるセルティック所属FWギオルゴス・ギアクマキス(28)と対戦するかもしれない。

 米メディア『ESPN』は米サッカー関係者の話として「バンクーバー・ホワイトキャップスは、高丘陽平に対してオファーを提示した」とリポート。Jリーグにおける同選手の実績を紹介するとともに「高丘陽平と横浜F・マリノスの契約期間は2024年1月までだ」と伝えている。

 またドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』アメリカ版の担当者は、『ESPN』の報道を引用した上で「高丘陽平の市場価値は100万ユーロ(約1億4000万円)。まだ取引は完了していない」とツイートしている。

 同選手は横浜FCやサガン鳥栖をへて、2020年10月にサガン鳥栖から横浜F・マリノスへ完全移籍。加入直後はGKオビ・パウエル・オビンナ(25)とポジション争いを繰り広げていたが、2021シーズン途中からレギュラーに定着。2022シーズンはリーグ戦全試合でフル出場し、J1優勝に大きく貢献していた。

 バンクーバー・ホワイトキャップスは、2022シーズンのMLSウェスタン・カンファレンスで12勝7分15敗。14クラブ中9位という結果に終わったほか、チーム全体の失点数は「57」とリーグで2番目に多かった。来月26日にMLS2023シーズン開幕戦を控える中、高丘陽平の海外移籍が実現するか注目が集まる。