明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸は、すでにGK飯倉大樹(36)が契約満了により退団。ブラジル1部CRフラメンゴにブラジル代表GKウーゴ・ソウザ(23)獲得オファーを提示したと伝えられているが、欧州クラブとの争奪戦が激しさを増しているようだ。1日、ブラジルメディア『terra』が報じている。
身長199cmのウーゴ・ソウザは2018年8月、当時プロ経験がないにもかかわらずブラジル代表に招集されると、2019年にCRフラメンゴのトップチームへ昇格。2020シーズン途中から正守護神を務めていたが、昨季はブラジル1部リーグでわずか8試合の出場にとどまっていた。また今季は開幕から10試合つづけてフル出場も、6月以降はバックアッパー要員へ降格。それでも10月下旬から再び出場機会を確保してシーズンを終えている。
そんなウーゴ・ソウザについてブラジルメディア『iG Esporte』は先月28日、ヴィッセル神戸が買い取りオプション付きレンタル移籍での獲得オファーを提示したほか、ポルトガル1部エストリルもすでに同選手獲得を打診していると伝えた。
そんな中『terra』の報道によると、日本代表DF菅原由勢(22)擁するオランダ1部AZアルクマールが新たにウーゴ・ソウザへ関心を寄せているとのこと。今週末にもオファーを提示する見込みであるほか、『terra』は「ウーゴ・ソウザは今冬退団でCRフラメンゴと同意しており、選手本人も移籍を望んでいる。ただ現時点では去就不透明だ」と伝えている。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ウーゴ・ソウザとCRフラメンゴの契約期間は2025年12月までという。ヴィッセル神戸はCRフラメンゴから元U20ブラジル代表FWリンコン(21)と元U20ブラジル代表DFマテウス・トゥーレル(23)を獲得しているだけに、ウーゴ・ソウザの争奪戦で優位に立つことが期待される。
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