日本代表DF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)は27日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦のコスタリカ戦で後半キックオフから出場。後半途中からピッチに立ったMF三笘薫(ブライトン)へほとんどパスを供給せず、バックパスを選択することが多かったことにより批判に晒されている。そんな中、同選手のインスタグラムの投稿における誹謗中傷のコメントが物議を醸している。
同選手は17日の強化試合・カナダ戦でフル出場したものの、23日のドイツ戦はベンチから森保ジャパン大金星の瞬間を見つめていた。そしてコスタリカ戦では後半キックオフからDF長友佑都(FC東京)にかわって途中出場していた。
日本代表はコスタリカ代表の強固な守備を前に苦戦。森保一監督は三笘薫やFW伊東純也(スタッド・ランス)を送り出してサイドからのドリブル突破による局面の打開を図ろうとしていた。しかし伊藤洋輝は三笘薫が左サイドでフリーとなっている場面でもパスを出さないなど、指揮官の狙いとは真逆のプレー選択をしている。
伊藤洋輝のパフォーマンスに対しては、ツイッター上で「戦術三笘を殺した伊藤洋輝」、「伊藤洋輝はそんなに三笘薫が嫌いなのか」、「なぜ三笘薫にパスを出さない」、「伊藤洋輝が戦犯」といった否定的なコメントが数多く寄せられている。またツイッターでは「伊藤洋輝」、「戦術三笘」、「戦犯探し」といった同選手に関連するキーワードが複数トレンド入りしている。
そんな中、伊藤洋輝が今月23日にインスタグラムに投稿した日本代表の集合写真に対しても批判や誹謗中傷が殺到。ツイッター上と同じくバックパスへの批判や三笘薫とのコンビネーション、それに「日本代表辞めろ」といった心無いコメントが寄せられるなど炎上。「これはやりすぎ」、「ここで伊藤選手叩くのは違う」、「誹謗中傷やめろ」という批判や誹謗中傷への反発も見受けられている。
なお試合後には、後半36分に失点シーンに関与したDF吉田麻也(シャルケ)に対する批判も殺到。吉田麻也は後半36分、ペナルティエリア内まで攻め込まれたシーンでセカンドボールにスライディング。クリアではなく繋ごうとしたがボールが中途半端に浮くと、MF守田英正(スポルティングCP)が収めようとしたところをDFケイセル・フレール(CSエレディアーノ)がカット。そのままペナルティエリア手前からシュートを放たれると、シュートはゴールマウス左隅に突き刺さっている。
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