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ローマ率いるモウリーニョ、バルセロナDFを高評価?選手本人は残留希望も…

エクトル・ベジェリン 写真:Getty Images

 ローマが、バルセロナに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(27)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 昨季はレアル・ベティスにレンタル移籍していたベジェリンは今夏に公式戦通算230試合以上の出場数を誇るアーセナルと契約解除をしてカンテラ時代に過ごしたバルセロナと1年契約。その新天地では負傷の影響もあり、公式戦5試合の出場にとどまっている。

 バルセロナで出場機会に恵まれないベジェリンに関して、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が高く評価しているという。モウリーニョ監督は今季ここまで公式戦11試合に出場している元オランダ代表DFリック・カルスドルプのプレーに満足していないという。

 ただ、ベティスも関心を示す同選手は「契約更新をしたい。バルセロナで満足している。16歳で退団した時はトップチームと一緒に練習したことすらなかった。今は僕たちはクラブがあるべき姿に戻したいと思っているが、このプロジェクトは結果を出すには時間が必要。シャビ監督を100%信頼している」とバルセロナ残留を熱望している。

 なお、ローマはそのほかにレアル・マドリードに所属する元スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラにも目を光らせているとのこと。今夏にフィオレンティーナからレンタルバックしたものの、ここまで公式戦出場がない同選手とマドリードの現行契約は2024年夏までとなっていることからレンタルする可能性もあるようだ。