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元京都・久保裕也が今冬フリー移籍?Jリーグ復帰へ高額年俸ネックか

久保裕也 写真:Getty Images

 かつて京都サンガでプレーしていた元日本代表MF久保裕也(28)は、今季限りでアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティを退団する可能性があるようだ。5日、FCシンシナティの専門サイト『シンシナティ・サッカートーク』が報じている。

 久保裕也はベルギー1部のKAAゲントやブンデスリーガのニュルンベルクなどをへて、2020年1月からFCシンシナティに在籍。攻撃的MFとして日本代表などで活躍してきただけに、2021シーズンに一時ボランチでレギュラーに定着したことで注目を集めていた。

 また今季も開幕から9試合つづけて中盤で先発出場。しかし5月以降はベンチ要員となり、わずか5試合の先発出場にとどまった。一方チームはシーズン後半戦でわずか2敗と巻き返しに成功。昨季のイースタン・カンファレンス最下位から一転、首位フィラデルフィアから18ポイント差の5位でシーズンを終えていた。

 『シンシナティ・サッカートーク』は、FCシンシナティの補強に関する特集記事を掲載。その中で久保裕也やDFタイラー・ブラケット(28)、MFアラン・クルス(26)の3選手を放出候補に挙げている。

 また久保裕也とFCシンシナティの契約内容については、「年間基本給が191万ドル(約2億2000万円)であり、2022年12月に満了を迎える」とアメリカメディア『TOTAL SPORTAL』が報道。そのため同選手は移籍金が発生しない形で他クラブへ移籍する可能性があると考えられる。

 バヒド・ハリルホジッチ体制時に日本代表へ招集されていた久保裕也。Jリーグ復帰の可能性も考えらえるが、2億円以上という高額年俸がひとつ問題点となりそうだ。