スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は20日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)第3節・ポルト戦で先発出場。ポルトガル代表DFペペ(39)からボールを奪い返そうとした際、顔面を蹴られたシーンが物議を醸している。
守田英正は先月1日、CDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍。プレシーズンマッチでアピールすると、今月8日のプリメイラリーガ開幕節・SCブラガ戦で先発出場したが、13日の第2節・リオ・アヴェ戦では後半途中からプレーしていた。
その中、ポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(23)が、ウルバーハンプトン・ワンダラーズへ完全移籍。中盤センターの主力選手の退団もあり、守田英正はポルトとのビッグマッチでスタメン出場。70分までプレーしたが、チームは0-3で敗れている。
そのポルト戦では前半38分、タッチライン際でペペにボールを奪われると、転倒しながらも右足で再ボールを奪おうとする。ペペは守田英正の右足がかかったとしてピッチに倒れようとしたが、その際に左足が守田英正の顔面を直撃。守田英正は右手で顔面を押さえると、直後にスポルティングCPの選手とペペの小競り合いに発展。主審はペペにイエローカードが提示せず、試合を再開している。
このシーンについてスポルティングCPの専門サイト『Leonino』は、「ペペはスポルティングCPに対する別の試合で、彼にとっての“普通”を逃れることはなかった。彼は守田英正に危害を加え、他のスポルティングCPの選手にも威嚇した」
「SNSで拡散された事例のひとつに、前半にペペと守田英正がボールを奪い合った場面がある。ペペは守田英正からボールを奪う際、守田英正の顔にかかとをぶつけている。カードすら出なかった」と解説。
「ペペはアグレッシブなプレーから侮辱的なプレーまで、あらゆる場面で活躍した。この試合における彼の態度はイメージ通りだった」とペペを酷評している。
ペペはレアル・マドリード在籍時に相手選手の後頭部を蹴るなど、ピッチ上で荒々しいプレーを見せることで多くのサッカーファンに知られている。守田英正もペペのラフプレーの被害者になっている。
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