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中島翔哉が新天地決定へ前進?ポルティモネンセ退団の可能性は…

中島翔哉 写真:Getty Images

 ポルトが保有権をもつ元日本代表MF中島翔哉(27)は、昨季までポルティモネンセでプレー。去就不透明と伝えられる中、来週にもポルトガル入りするようだ。28日、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が報じた。

 中島翔哉は2019年7月、カタール1部アル・ドゥハイルからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ポルトへ完全移籍。しかしポルトで構想外となると、昨年1月にUAE1部のアル・アインへレンタル移籍。昨年8月にはポルティモネンセへ1年レンタルにより加入すると、リーグ戦22試合の出場で1ゴール3アシストをあげ、2021/22シーズンを終えていた。

 そんな中島翔哉は、ポルティモネンセへのレンタル期間が先月30日に満了。現地の複数メディアは、ポルティモネンセが同選手のレンタル期間延長にむけてポルトと交渉を行っているが、実現の可能性が低いと見解を示している。

 またポルトガル紙『レコルド』は今月15日、「中島翔哉はFCポルトへの復帰を間近に控えているが、セルジオ・コンセイソン監督から今シーズンの構想から外れていることを知らされているようだ。ただ今シーズンの所属クラブが決まるまで、ポルトでトレーニングに参加することになる」と同選手の現状を伝えていた。

 すると『ア・ボーラ』は「中島翔哉は膝の手術により、母国での長期滞在が許可されていた。膝に埋め込まれたプレートの除去手術を終え、来週火曜日(8月2日)に自分の将来を決めるためにポルトガルにやって来る」

 「彼はポルトにおいて贅沢な余剰戦力である。セルジオ・コンセイソンのプランに含まれないことは確実である」と報道。去就決着にむけて、来週にも何らかの動きがあると考えられる。

 なお中島翔哉はアル・アイン在籍時の昨年2月、脛骨の骨折や膝の靱帯損傷という大怪我を負ったことにより手術している。今季リーグ戦開幕まで1週間に迫る中、依然として同選手の新天地は決まっていない。