ジュビロ磐田所属の元日本代表FW杉本健勇(29)が、明治安田生命J1リーグ第19節・サンフレッチェ広島戦で複数回にわたりパスミスを犯したことで、日本国内のみならず世界からも注目を集めている。
杉本健勇は昨年12月に浦和レッズからジュビロ磐田へ期限付き移籍。今季は開幕からしばらく1トップのポジションでレギュラーに定着しているが、シーズン前半戦を終えていまだにゴールをあげていない。また、リーグ戦直近5試合のうち3試合でベンチスタートとなるなど、序列低下も顕著に。今月2日のサンフレッチェ広島戦でも0-1で迎えた54分からピッチに立っていた。
しかし、同選手は64分にロングカウンターの局面でセンターサークル付近から相手選手にパス。味方選手の動きと合わず、パスミス直後に手をあげて苛立ちをあらわにする。また、86分には味方選手からのスローインを足元に収められずボールを奪われる。さらに89分には、左サイドにいる味方選手へペナルティエリア手前からパスを出したところ、相手選手に奪われている。
この杉本健勇の精彩を欠いたプレーには、ジュビロ磐田サポーターやJリーグファンの間で注目を集めている。その中、世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』でも、今月2日に杉本健勇のプレー動画がアップ。
海外のSNSユーザーから「ボールが重いのか?」、「視野は広いけど、テクニックがないね」と同選手を揶揄する声が上がっているほか、日本国内からも「世界に晒された…」、「杉本健勇世界進出」というコメントが寄せられている。
なお、ジュビロ磐田はサンフレッチェ広島戦で0-3と敗北。19試合を終えて勝ち点「19」の獲得にとどまっており、2部入れ替え戦圏内の16位に転落している。J1残留争いを強いられる中、杉本健勇の復調が待たれる。
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