明治安田生命J1リーグ・浦和レッズへの移籍が噂されているデンマーク人DFラスムス・テランダー(30)は、デンマーク1部オールボーBKを退団することが確実となった。17日、デンマークメディア『bold』が伝えている。
身長191cmの大型センターバックであるテランダーは、2019年8月にエールディビジ(オランダ1部)のフィテッセからオールボーBKへ完全移籍。加入1年目から主力選手として活躍すると、2021/22シーズンはデンマーク1部リーグのレギュラーシーズン22試合中21試合でキャプテンマークを巻きフル出場。上位6クラブによる優勝プレーオフでも10試合中6試合でピッチに立っていた。
そんなテランダーについては、オールボーBKとの契約は今月末までである中、浦和レッズと交渉を開始したとデンマークメディア『Transfervinduet』が先月12日に報道。選手本人は『bold』のインタビューで海外挑戦への思いを明かすとともに、オールボーBK残留の可能性を示唆していた。
しかし、オールボーBKの幹部は「我々はラスムスと契約延長したかったが、海外で新たな冒険をしたいという彼の願いを理解している。ラスムスが自分自身のプランについて明確にしているので、我々はラース・クラマーを獲得するような行動を選択した」
「オールボーBKに在籍している間、ラスムスはリーダーであり、守備面でずば抜けた特徴を兼ね備えていた。彼のクラブに対する貢献度に感謝している」とコメント。テランダーが契約満了により退団することを明らかにしている。
ただ、『bold』は同選手の移籍先については報じていない。デンマーク国外挑戦の意向を固めているテランダーの動向に注目が集まる。
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