MF:フアン・クアドラード(コロンビア)
サイドバックからウイングまで、サイドであればどの位置でも高いパフォーマンスを発揮するコロンビア代表フアン・クアドラード(ユベントス所属)。今W杯南米予選でも多くの試合に出場し、母国のW杯3大会連続出場に向けて奮闘していた。
しかしながら、出場枠4.5に対して3位以下が大混戦となった南米予選。コロンビアはプレーオフ圏からわずか勝ち点1差で涙を飲んだ。
MF:リヤド・マフレズ(アルジェリア)
2015/16シーズン、プレミアリーグのレスター・シティに所属し「奇跡」と称された初優勝に大きく貢献。同年にPFA年間最優秀選手賞をアフリカ人選手として初めて受賞するなど、一気にその名を売ったアルジェリア代表のリヤド・マフレズ。
今W杯アフリカ予選でもアルジェリア代表の主軸として役割を果たしていたが、カメルーンとの3次ラウンドでアウェーゴール方式に泣き、本大会への出場を逃すこととなった。
MF:オマル・アブドゥッラフマーン(アラブ首長国連邦)
今W杯予選大陸間プレーオフをかけてのオーストラリアとの一戦で、残念ながら敗退したUAE(アラブ首長国連邦)だが、その中でもひときわ異彩を放つのがオマル・アブドゥッラフマーンだろう。ここまで一貫して中東圏でキャリアを積んでいるが、一部報道では欧州名門クラブも注目するほど、確かなテクニックを持っている。
開催国カタールを含め、アジアからは実に6ヵ国が出場する今W杯。2026年大会からはアジアの出場枠も増えることから、オマルのテクニックが世界の目に触れる時が来るのかもしれない。
FW:モハメド・サラー(エジプト)
所属先のリバプールでは、替えの効かない選手として右サイドに君臨するモハメド・サラー。エジプト代表においてもその重要性は変わらず、チームをカタール大会出場へ導く期待が寄せられていた。
勝者のみが本大会へ出場するアフリカ3次予選。エジプトの相手は、サラーのリバプールでの同僚であり相棒のサディオ・マネ擁するセネガルだった。どちらかがW杯出場を逃すとあって注目を集めた中、結果は両者ともにホーム戦を勝利と一歩も譲らず、PK戦でセネガルに軍配が上がった。
FW:二コラ・ペペ(コートジボワール)
現所属のアーセナルに、2019年クラブ史上最高額となる移籍金で加入したコートジボワール代表の二コラ・ペペ。移籍前の2018/19シーズンはリール(リーグ・アン)で22ゴール11アシストと驚異的な数字でインパクトを残していた。
コートジボワールは今W杯アフリカ2次予選で、早くも強豪カメルーンと激突。直接対決こそ1勝1敗だったが、他試合の結果から突破は叶わず、カタールでペペを見る機会は失われてしまった。
FW:ビクター・オシムヘン(ナイジェリア)
U-17ナイジェリア代表の一員として出場した2015年のU-17W杯では、10得点を挙げて得点王に輝いたビクター・オシムヘン(ナポリ所属)。まだ23歳と若いこともあり、国内外から今後の去就に注目が集まる選手だ。
今W杯アフリカ予選での活躍も目覚ましく、2次予選では3試合連続得点も記録し、3次予選進出の原動力となっていた。事実上の決定戦となる3次予選のガーナ戦。ホーム戦アウェー戦ともにスタメンフル出場を果たしたオシムヘンだったが、結果ナイジェリアは2試合とも引き分けながらもアウェーゴール方式に泣いた。
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