DFアレクサンダー・ショルツ(J1・浦和レッズ)
浦和レッズは5月の6試合で未勝利、その前を含めると9試合未勝利と苦しんでいる。だが実は敗戦も1試合のみ。6試合で6失点と守備は安定。これはアレクサンダー・ショルツの守備能力あってこそだ。精度の高い縦パスを入れられ、攻撃の出発点になることもできる。勝利に対する貪欲さも持ち、浮上のカギを握っている。
DF小池龍太(J1・横浜F・マリノス)
首位を争う横浜F・マリノスに欠かせない、ユーティリティープレーヤー小池龍太。両SBはもちろんボランチでもプレーでき、5月は右SBで3試合、左SBで2試合にスタメン出場。その間2得点1アシストを記録し、毎試合ハードワークを続けた。第16節のジュビロ磐田戦は体調不良のためメンバーから外れており、6月の代表ウィークを休養に充てたいところだ。
FW上田綺世(J1・鹿島アントラーズ)
5月のリーグ戦6試合で5得点を上げている鹿島アントラーズの上田綺世。3年連続2桁得点を達成するとともに、点取り屋の本能が完全に目覚めた印象だ。まだシーズンの半分未満での10得点で、得点ランキング首位に浮上し、日本人FW全体でも屈指の得点力を会得しつつある。日本人離れしたシュートは一見の価値あり。
MF満田誠(J1・サンフレッチェ広島)
プロ1年目ながら運動量とスピードを活かし、サンフレッチェ広島で定位置を掴んだ満田誠。かといって、ただ勢いに任せることもない。判断がよく、攻守ともに労を惜しまない。5月は2得点を挙げるなど、ここまで計4得点。今後が楽しみな1人だ。
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