
サッカー日本代表は今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、今年6月開催の国際親善試合でブラジル代表につづきアルゼンチン代表とも対戦するかもしれない。22日、韓国紙『朝鮮日報』が伝えている。
日本代表はカタールW杯にむけた強化活動の一環として、今年6月2日から14日にかけて中3日で親善試合を4試合行うことが決定。日本サッカー協会(JFA)は2日に札幌ドームで開催される「キリンチャレンジカップ2022」の対戦相手がパラグアイ代表に決まったと公式発表している。
また、ブラジルメディア『UOL』は今月19日、ブラジル代表の今後について「ブラジルサッカー連盟(CBF)は日本代表、韓国代表との試合を確定させた」と報道。CBFのエドナルド・ロドリゲス会長は国内メディアの取材に対して「この前(相手国と)協議した時、日本と韓国の2試合は大丈夫だ」と敵地開催によるマッチメイクで2か国と合意に達したことを明言していた。
『朝鮮日報』は6月の代表ウィークにおける韓国代表の対戦相手について「韓国代表は南米諸国との親善試合を控えている。候補にはブラジル、アルゼンチン、チリ、パラグアイが含まれているが、チリやパラグアイとの対戦は決定間近である。ブラジルとアルゼンチンからも前向きな返答があった」と現状を説明している。
その中で「日本と対戦することを決めたブラジルやアルゼンチンは、日本訪問のついでに韓国へやって来る可能性が高い」と報道。日本代表がブラジル代表のほかにもアルゼンチン代表とも顔を合わせると断定的に伝えたのだ。
アルゼンチン代表は6月1日にイギリスのウェンブリー・スタジアムでイタリア代表と対戦することがすでに決まっている。また、カタールW杯南米予選・ブラジル戦の未消化分を6月11日にオーストラリアのメルボルンで開催する可能性が伝えられている。
なお、日本代表はアルゼンチン代表と過去に7度対戦し、1勝6敗と大苦戦。それでも最後に対戦した2010年10月8日の国際親善試合ではFW岡崎慎司(35)のゴールで1-0と勝利している。
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