ワールドカップ 日本代表

サッカー日本代表の対オーストラリア戦名勝負まとめ

元日本代表 MF本田圭佑 写真:Getty Images

2013年:FIFAワールドカップ・ブラジル大会アジア最終予選

結果:日本1-1オーストラリア

ここからはW杯出場をかけたアジア最終予選での対決となる。2013年のブラジルW杯アジア最終予選でも、引き分け以上で本大会への出場が決まる試合がオーストラリア戦(2012年6月12日)だった。

試合は前半から、本田圭佑、香川真司、遠藤保仁らを軸に多くのチャンスを作るも終盤まで無得点の状態が続く。決めきれずにいた中、オーストラリアのクロスのように見えたボールが直接ゴールに吸い込まれ、日本にとっては不運な失点で先制を許してしまう。

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しかし、迎えた後半のアディショナルタイム。日本は本田によってPKのチャンスをつかんだ。本田が自らキッカーとしてすぐにボールを抱え、ゴールど真ん中へ蹴り込みこれを沈め、日本を5大会連続のW杯出場へと導いている。


日本代表 FW浅野拓磨 写真:Getty Images

2017年:FIFAワールドカップ・ロシア大会アジア最終予選

結果:日本2-0オーストラリア

またもW杯出場がかかる試合となった、2017年ロシアW杯アジア最終予選でのオーストラリア戦(2016年10月11日)。先にオーストラリアのホームで行われた試合も含め、日本はアジア最終予選でオーストラリアに勝利がないという中、勝てば本大会出場が決まる場面。

終始攻勢を仕掛けた日本は、シュートの総数は15本。対してオーストラリアをは4本に抑え込んだ。そんな中前半に浅野拓磨、後半には井手口陽介、と若い2人のゴールで勝利をものにすることができている。


日本代表 MF田中碧 写真:Getty Images

2021年:FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選

結果:日本2-1オーストラリア

2021年9月から始まったカタールW杯アジア最終予選。日本は開幕から3戦を1勝2敗と負け越して、10月12日にホームでオーストラリア戦を迎えている。まだ試合数が残っているとはいえ、負ければさらに崖っぷち。そんな中行われた試合も、決して簡単な内容では無かった。

田中碧の得点で先制こそできたものの、危険なシーンは多く作られ一時は強烈なフリーキックを沈められ、追い付かれる場面もあった。最終的には勝ち越しに成功するが、ギリギリの試合であったことは間違いない。

そして来たる3月24日は、この試合に続いてのオーストラリアとのアウェイ戦となる。日本はこれまでW杯最終予選における対オーストラリア戦は、敵地に乗り込んでの勝ちがない。得失点差で離されているだけに、負ければかなり苦しい状況での最終節ベトナム戦となる。

直近2大会のW杯アジア最終予選では、いずれもオーストラリアとの試合で本大会出場を決めている日本。3度目のオーストラリアを相手にした本大会出場決定となるか。そして最終予選では初となるアウェイでの勝利をつかむことができるか。注目だ。

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名前Sくん
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