ファジアーノ岡山に所属する元U23オーストラリア代表MFステファン・ムーク(26)は今月13日開催の明治安田生命J2リーグ第4節・FC町田ゼルビア戦でデビューしたものの、一発退場となった。このムークに対する判定には、かつて柏レイソルや松本山雅などでプレーしていたDF今井智基(31)が納得していないようだ。
ムークは先月22日にAリーグ(オーストラリア1部)のアデレード・ユナイテッドからファジアーノ岡山へ完全移籍。今月はじめに来日すると、政府の定める新型コロナウイルス感染拡大対策の隔離をへて8日からチームに合流。翌日9日から全体トレーニングに参加していた。
そんなムークはFC町田ゼルビア戦でベンチスタートとなると、59分から途中出場。新天地でのデビューを果たしたものの、72分に敵陣右サイドで相手選手を押し倒したとして一発退場に。これにはファジアーノ岡山サポーターから「不運だね」、「この判定は厳しいなあ」、「かわいそう」という声がSNSで上がっている。
その中、大宮アルディージャや柏レイソル、松本山雅に在籍し、2020年2月からAリーグのウェスタン・ユナイテッドでプレーしている今井智基は「I can’t understand why he get red card.(なぜ彼にレッドカードが出されたのか僕には理解できないですね)」と投稿。オーストラリアで対戦経験のあるムークへの判定に疑問を持っていることを明かした。
なお、ファジアーノ岡山はFC町田ゼルビア相手に1-3と敗れている。また、今月20日には現在首位の横浜FC戦をホームに迎え撃つが、J1昇格候補であるライバルとの一戦で早速ムークを欠くことになった。
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