ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は24日、ウクライナに対する軍事侵攻実施を宣言。ウクライナ国内の主要都市や軍事施設、空港等への空爆を行うなど、両国間で戦争状態に陥っている。その中、かつて日本代表の一員としてFIFAワールドカップの舞台で3度プレーしたMF本田圭佑(35)が「台湾有事」の可能性に言及した。
本田圭佑はロシアがウクライナ国境付近の兵力を増強したことをうけて、今月13日に「『(戦争に)勝者はいない』それが真実だ。我々はより良い解決策を見つけることができる」とツイート。戦争勃発直前の23日にも「プーチン大統領の記者会見を見たけど、もうウクライナがNATOへの参加拒否するしかないなという感想。僕が知ってるロシアのリーダーってのはここからの交渉は一切通用しない。『解決のために窓口は開いてる』というのはウクライナがNATOへ参加しないという1択しか受け付けない窓口やと思ってる」と投稿するなど、ウクライナ情勢への関心を示していた。
そして24日夜には「戦争が始まった。人が死ぬ。子供も死ぬ。もう他人事じゃない。日本だっていつまで安全かなんてわからない。今後は中国がどうでるか」と投稿。ロシアとウクライナにより戦争が他人事ではないと強調した上で、中国による台湾侵攻の可能性があるという見解を示した。
日本もロシアとの間で北方領土問題を抱えているほか、島根県沖の竹島を韓国に不法占拠されている。また、中国軍艦や中国海警局所属の船舶が連日のように尖閣諸島近辺の領海に侵入していることが報じられている。
ロシアのウクライナ侵攻をうけて今後中国がどのような出方をするのか注目が集まる中、以前から政治への関心が本田圭佑の言葉により、日本国民の間で中国に対する警戒意識がさらに高まることだろう。
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