かつて東京ヴェルディやセレッソ大阪、清水エスパルスを率いていたミゲル・アンヘル・ロティーナ氏に対して、アトレティコ・マドリードやチェルシーでプレーした元ブラジル代表DFフェリペ・ルイス(36)が感謝の言葉を述べた。24日、スペインのラジオ局『ラジオ・マルカ』が伝えている。
ロティーナ氏はレアル・ソシエダやデポルティーボ・ラ・コルーニャ、ビジャレアルなどで指導者としてのキャリアを積み重ねると、2017年に東京ヴェルディの監督に就任。セレッソ大阪や清水エスパルスを率いていたが、昨年11月に清水エスパルス監督を解任となった後は母国スペインで監督業再開にむけての充電期間を過ごしている。
一方、フェリペ・ルイスは2003年にブラジルのフィゲイレンセFCでプロデビューすると、2004年にエールディビジ(オランダ1部)のアヤックスへ完全移籍。レアル・マドリードのBチームをへて2006年から4シーズンにわたりデポルティーボ・ラ・コルーニャでプレーすると、その後はアトレティコ・マドリードでラ・リーガやUEFAヨーロッパリーグ、チェルシーでプレミアリーグのタイトルを獲得するなど成功を収め、2019年7月にアトレティコ・マドリードからカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴへ完全移籍している。
そんなフェリペ・ルイスは『ラジオ・マルカ』の番組に出演した際、デポルティーボ・ラ・コルーニャでおよそ3年間にわたり指導を受けたロティーナ氏を絶賛。その上で「ロティーナは、僕に守備のやり方を教えてくれたんだ。僕に忍耐強く接してくれたよ」と語っている。
ロティーナ氏は東京ヴェルディで2シーズンつづけてチームをJ1昇格・参入プレーオフへ導いているほか、セレッソ大阪でもリーグ最少失点の記録を残すなど確かな手腕を発揮していた。緻密な守備戦術をベースとした同氏のスタイルは、欧州の一線級で活躍したスターからも認められている。
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