ジュビロ磐田やモンテディオ山形でプレーしていたブラジル人FWルリーニャ(31)は、今年8月から無所属状態となっている。その中、日本と韓国のサッカーの違いや今後のプランについて明かした。16日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。
同選手は、ブラジルや韓国、UAEアラブ首長国連邦、キプロスのクラブをへて、昨年にジュビロ磐田へ完全移籍。公式戦26試合の出場し5ゴールをあげたものの、昨季終了後に契約満了により退団していた。そして、ジュビロ磐田退団後はしばらく無所属状態となっていたが、今年4月4日にモンテディオ山形へ加入。4月21日に行われたJ2リーグ第9節・V・ファーレン長崎戦でデビューしたものの、ピーター・クラモフスキー監督のもとでスタメンに抜てきされることはなく、7月30日に契約満了により退団している。
そんなルリーニャは2016年にKリーグ1(韓国1部)の浦項スティーラーズに在籍した過去を持っているが、『ESPN』の取材で日本と韓国の違いを聞かれると「韓国でも日本でも、信じられないような経験をしたね。一見似ているけど、サッカーは全然違うよ。韓国ではフィジカルだけど、日本の試合は(韓国よりも)テクニックが求められる。だから、韓国にいた時の方が結果は残しているけど、韓国よりも日本の試合の方が好きだね」と語っている。
また、自身の今後については「どうなるか話すのは難しいね。ブラジルを離れて7年になるけど、順調に生活できているし、経済的な面でも僕にとってはいいことだ。ただ、僕のキャリアは終盤に差し掛かっている。家族、友人など、私のプレーを見たいと思う人々から(ブラジルに)戻ってくるように求められている」
「それに海外でサッカーを続けることの難しさを分かっている。だから、ブラジルに戻って、家族や友人の近くにいるべき時が来たと感じているよ」とコメント。日本や韓国に新天地を求める可能性を否定した。
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