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「日本版カフーだ」冨安健洋の奮闘にアーセナルファン歓喜!ベトナム戦で無失点勝利に貢献

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 日本代表DF冨安健洋(23)は11日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のベトナム戦でフル出場。1-0と無失点での勝利に大きく貢献した。この冨安健洋の活躍ぶりには、アーセナルのサポーターも好意的な反応を示しているようだ。11日、イギリスメディア『THE BOOT ROOM』が伝えている。

 日本代表は敵地ハノイで行われた一戦で、前半17分に伊東純也のゴールで先制。追加点を狙う姿勢を見せると、41分には自陣からのロングカウンターを発動。左サイドの広大なスペースに流れた伊東純也がボールを拾うと、持ち前のスピードを武器にそのまま一気にペナルティエリア内に侵入。右足での切り返しで相手DFの逆を突くと、そのまま右足からシュートを放ち、ゴールマウスのニアサイドを豪快に突き刺したが、OFR(オン・フィールド・レビュー)によりMF田中碧(23)のオフサイドがとられてノーゴール判定に変わる。

 その後、日本代表は後半にもチャンスを作るものの、追加点を奪えない。そして終盤にはややオープンな展開となったが、冨安健洋の奮闘もあり辛うじて勝利を収めている。

 そんな冨安健洋のパフォーマンスには、現地のアーセナルサポーターから「信じられない選手だ」、「やはりサインするだけの価値があった」、「トミヤスにとって良いゲームだった」と称賛のコメントが多く寄せられているほか、「トミヤスはまさに日本のカフーだ!」とかつてローマやミランで活躍した元ブラジル代表のスターと比較する声も上がっている。

 なお、冨安健洋は今夏にボローニャからアーセナルへ完全移籍すると、9月11日開催のプレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦でデビュー。すぐに右サイドバックのポジションでレギュラーに定着すると、その後はトッテナム・ホットスパーとのダービーマッチをはじめここまでリーグ戦7試合つづけてフル出場している。また、アーセナルは冨安健洋の加入以降、リーグ戦で6勝2分と好調を維持している。