日本代表DF吉田麻也(33)を擁するサンプドリアは、直近のセリエA4試合で未勝利と厳しい状況に直面している。サンプドリアの専門サイト『SAMP NEWS24』は19日、吉田麻也をはじめ守備陣のパフォーマンスに対して厳しい評価を下した。
吉田麻也はロベルト・ダベルサ監督のもとで今季ここまで全試合でフル出場するなど、ガンビア代表DFオマー・コリー(28)とともに守備陣における中心選手としての役割を担っている。また、同選手は先月12日の第3節・インテル戦や先月26日開催の第6節・ユベントス戦でゴールを決めるなど、イタリア国内屈指の強豪相手に持ち味を発揮していた。
しかし、サンプドリアは第4節・エンポリ戦で無失点による勝利を飾って以降、リーグ戦4試合で1分3敗と苦戦。また、この4試合においては失点数が「13」となっており、守備陣の立て直しが急務となっている。
その中、『SAMP NEWS24』は失点がかさんでいる理由として「ヨシダとコリーはレギュラーが確約されていたが、良い形でスペースを閉じる時とポジショニングを間違える時を繰り返すことが多すぎる」と指摘。その上で「ヨシダとコリーはサンプドリアのリーダーであり、チームは彼らを必要としている」と言及。サンプドリアが浮上のきっかけをつかむためにも、両選手の改善が必要であると主張している。
日本代表のリーダーとして東京五輪男子サッカー競技を戦い、FIFAワールドカップ・アジア最終予選でも守備の要としてチームをけん引する吉田麻也。サンプドリアでも指揮官やチームメイトから信頼を得ているだけに、22日開催予定のスペツィア戦で本来のパフォーマンスを発揮することが求められる。
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