日本代表FWオナイウ阿道(25)を擁するトゥールーズは27日、リーグ・ドゥ(フランス2部)第10節・カーン戦で2-3と今季初黒星を喫している。そのカーン戦でも先発出場したオナイウ阿道について、フィリップ・モンタニエ監督は前日会見で再び称賛の言葉を並べていたようだ。27日、フランスメディア『LADEPECHE』が伝えている。
オナイウ阿道は明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからトゥールーズへ完全移籍。7月24日に行われたリーグ・ドゥ(フランス2部)開幕節・ACアジャクシオ戦でデビューすると、第2節・ナンシー戦以降は全試合で先発出場している。また、先月21日に行われた第5節・ディジョン戦から4試合連続でゴールをあげるなど、チームの上位躍進に大きく貢献。今月18日開催の第8節・グルノーブル戦では2ゴールをマークしている。
そんなオナイウ阿道について、モンタニエ監督はカーン戦の前日記者会見において「文化やフットボールの違いというのは、彼にとってカルチャーショックだろう。アジアからやって来た人が(ここの環境に)慣れるのにはだいたい6か月はかかる。そういうことを踏まえると、彼はとても早く(この環境に)溶け込んだというのが正しい。それに我々が彼をすぐに必要としていたとも言える」とコメント。同選手が初の海外挑戦であるにもかかわらず、加入してすぐに結果を残していることを称えていた。
ただ、オナイウ阿道はカーン戦で先発出場こそしたものの得点をあげることはできず、75分に途中交代となっている。この後は中4日で第11節・アミアン戦を控えているだけに、オナイウ阿道をはじめとする主力選手の巻き返しが求められる。
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