VfBシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航(28)は、東京五輪男子サッカー競技やFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選出場により、疲労蓄積が心配されている。その中、ドイツメディア『LIGAINSIDER』は16日、同選手のコンディションについて伝えている。
遠藤航は昨季ブンデスリーガで33試合に先発出場。中盤センターでの安定したプレーには定評があり、ペルグリノ・マタラッツォ監督やチームメイトから信頼を寄せられると、今季からキャプテンを務めている。そんな遠藤航は今季開幕からリーグ戦3試合でフル出場しているが、チームは1勝2敗とスタートダッシュに失敗。ドイツ紙『ビルト』は同選手がU24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技の全6試合で先発出場したこともあり、疲労がたまっている可能性を指摘していた。
その後、遠藤航は今月上旬に行われたカタールW杯アジア最終予選のオマーン戦と中国戦でいずれもフル出場すると、中国戦から5日後のブンデスリーガ第4節・アイントラハト・フランクフルト戦でもフル出場していた。
その中、同選手は16日の全体トレーニングに参加しなかったとのこと。代表戦でのプレーによる過密スケジュールを考慮して指揮官が休養を与えたという見方が広まっている一方で、『LIGAINSIDER』は19日に開催予定のブンデスリーガ第5節・バイヤー・レバークーゼンで起用可能であると主張している。
遠藤航は中盤の要として確かな信頼を寄せられているだけに、万全なコンディションのもとで試合に臨む同選手n姿を多くのファンが待ち望んでいるはずだ。
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