スコットランド1部の強豪セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、11日に開催されるスコティッシュ・プレミアシップ第5節・ロス・カウンティ戦の前日記者会見で、日本代表FW古橋亨梧(26)の負傷について言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
古橋亨梧は明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからセルティックに加入すると、先月8日の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦ではハットトリックを達成するなどゴールを量産。すでに前線でレギュラーに定着していた。同選手は日本代表に招集されると、今月2日にパナソニックスタジアム吹田で行われたオマーン戦で、後半開始からウニオン・ベルリンのMF原口元気(30)にかわって左サイドで途中出場。そして、7日にカタールの首都ドーハで中立開催された中国戦では、左サイドで先発出場。しかし、同選手は右ひざを痛めると、後半開始早々の50分に原口元気との交代でピッチを後にしていた。
古橋亨梧の負傷を心配する声が周囲から上がる中、英紙『デイリー・レコルド』は同選手の離脱期間は1カ月になると9日に報じていた。その中、ポステコグルー監督は「誰もが知っていることだが、彼は代表チームにおけるプレーで負傷した」
「最初の検査の結果、少なくとも3、4週間はかかることが分かった。彼はこの先数試合を欠場することになるが、同時に彼は復帰に向けて努力することをとても前向きに捉えている。彼はセルティックで素晴らしいスタートを切っていただけにとても残念だ」と語った。
セルティックはロス・カウンティ戦を終えると、17日にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節・レアル・ベティス戦を控えているが、古橋亨梧は来月のインターナショナルマッチウィークまでに開催される公式戦全試合を欠場することがほぼ確実となっている。
また、日本代表は来月7日に敵地でサウジアラビアとの一戦を控えているほか、12日には埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦する予定となっている。ただ、コンディションの回復次第では、古橋亨梧を欠いてこの強敵2か国を相手に戦うことになるかもしれない。
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