
日本代表FWオナイウ阿道(25)を擁するリーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズは8月31日、明治安田生命J1リーグのアルビレックス新潟でプレーした過去をもつブラジル人FWラファエル・ハットン(25)の獲得を公式発表している。
トゥールーズは今夏のマーケットでJ1リーグの横浜F・マリノスからオナイウ阿道を完全移籍で獲得。そのオナイウ阿道は、7月24日に行われた開幕節・ACアジャクシオ戦でデビューを飾ると、第2節・ナンシー戦からレギュラーに定着。フィリップ・モンタニエ監督は当初、同選手をセンターフォワードのポジションで先発起用していたが、第4節・バスティア戦以降は「4-3-3」のシステムを採用し、左ウイングで起用している。
また、ハットンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のポンチ・プレッタでプロキャリアをスタート。2015年8月にはアルビレックス新潟へレンタル移籍により加入したものの、J1リーグで出場機会がなく、天皇杯1試合の出場にとどまり、シーズン終了後に退団していた。その後も複数クラブを渡り歩き、2018年夏からウクライナ1部のゾリャに在籍。昨季はレンタル先であるスロバキア1部のSKスロヴァン・ブラチスラヴァでリーグ戦21試合に出場し9ゴール6アシストをマーク。移籍市場最終日にトゥールーズと2023年6月までの契約を結んでいる。
その一方で、トゥールーズはFWアミン・アドリ(21)をバイヤー・レバークーゼンへ放出しているほか、昨夏にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックから加入していたコートジボワール代表FWヴァクン・イスウフ・バヨ(24)がレンタル期間満了により退団している。
左ウイングを本職とするハットンの加入により、オナイウ阿道の出場機会や起用法に変化が見られるのか注目したいところだ。
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