チェルシーに所属するDFチアゴ・シウバ(36)は、今年9月のFIFAワールドカップ・カタール大会南米予選2試合に臨むブラジル代表のメンバーに選出されている。その中、本人が自身のSNSアカウントに投稿した1枚の写真がファンの間で大きな話題となっているようだ。
プレミアリーグは今月24日、来月のインターナショナルマッチウィークにおいてイギリス政府の定める「レッドリスト」に含まれる国への選手派遣を拒否する方針を固めており、プレミアリーグの各クラブがこの決定に賛同したことを公式発表している。また、中南米やアフリカを中心に多くの国々が「レッドリスト」に該当しており、ブラジルも含まれている。
しかし、プレミアリーグの一部選手からは代表チームへの合流が認められない現状に反発する声も上がっている。その中、チアゴ・シウバは30日に自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリー機能において真顔姿の自身の写真を両手を縛られた画像とともにアップし、「何か言う必要はあるか?」と投稿。周囲では、ブラジルへの渡航、代表チームへの合流が許可されないことに対するものであるという見方が広まっている。
なお、ブラジル代表は南米予選でここまで6試合を消化して勝ち点18を獲得。2位のアルゼンチン代表に6ポイント差をつけて首位に立っている。また、今年9月のインターナショナルマッチウィークでは、1日にチリ代表と対戦した後、4日にアルゼンチン代表との直接対決を控えているほか、8日にはペルーとの一戦に臨む。今回のブラジル代表招集メンバーでプレミアリーグのクラブに所属する選手は以下の通りとなっている。
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GK
アリソン(リバプール)
エデルソン(マンチェスター・シティ)
DF
チアゴ・シウバ(チェルシー)
MF
ファビーニョ(リバプール)
フレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)
FW
ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)
リシャルリソン(エバートン)
ラフィーニャ(リーズ・ユナイテッド)
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